10月25日 足立区スポーツセンター
早大戦勝利から1日、中大は神奈川大との9位決定戦を迎えた。11月13日(金)に行わるインカレチャレンジマッチに向けて弾みをつけたい1戦。序盤から中大が試合のペースを握り、終盤に神奈川大の怒涛の追い上げをくらうも序盤の大量リードが功を奏し81-66で勝利した。
スターター
#2内尾聡理(商1)、#21渡部琉(商2)、#28濵野裕稀(総2)、#35清水宏記(総3)、#47吉田崇絋(法2)
第1クォーター(Q)から中大が少ないチャンスを確実に点に結び付ける。中大の攻撃の要#21渡部の2本の3点シュートや「球際で負けなかった」と語った#2内尾の4得点などで得点を重ねていく。一方で守備の面でも随所で良いプレーが飛び出し、第1Qで24-12と大きくリードをとる。
▲シュートを決める渡部
第2Qも中大ペースで進む。荻野コーチが試合後印象深かった選手の1人としてあげた#28濱野の2本の3点シュートを含む8得点でじわじわとリードを広げていく。また守備では神奈川大のオフェンスファールを誘い、失点を3点シュート2回とフリースロー2回に抑えるなどゴールの近くにすら寄せさせず、攻守で相手を翻弄し、40-21と第1Qからさらに点差を広げ前半終了。
第3Qは序盤にディフェンスファールが続き点差を縮められるものの、このQから途中出場した#7菊池允(商3)、#99古河ウェスリー(文3)のゴールなどで一旦神奈川大に行きかけた流れを再び手繰り寄せ、結果54-31と大量23点のリードを付け、最終Qに入る。
▲勝利の立役者の1人であった濱野
最終Qの序盤も神奈川大が4本の3点シュートを決めるなど猛攻を受け、一時は11点差まで点差を縮められる。しかし、中盤以降は取られては取り返すなど粘り強い試合運びで相手に流れを渡さず81-66で中大が逃げ切り勝利した。
▲1年生ながら3試合連続スタメンを果たした内尾
中大はこの日の勝利により1部リーグ9位という形でオータムカップ2020を終えた。次の舞台はインカレ出場をかけた大事な一戦であるインカレチャレンジマッチ。「対戦相手が決まるまではもう一度チームを成長させる」と#12樋口雄気主将(商4)が語るようにしっかりと調整をし、インカレ出場をつかみ取りたい。
◆試合結果◆
〇中大81(24-12,16-9,14-10,27-35)66神奈川大●
◆お知らせ◆
次戦は、11月13日インカレチャレンジマッチに出場予定です。
なお、無観客試合となっております。
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部