2024年4月28日 夢の島公園アーチェリー場
リーグ戦2戦目は、12大学中男子が5位、女子が7位という結果となった。男女共に第1戦よりも順位を上げるものの、全日本学生王座決定戦(以下、王座)への出場資格が得られる4位以内には届かなかった。そのため中大が王座に出場するためには、リーグ戦で5位から12位の大学で残り一枠の王座への出場権を争う関東学生王座ワイルドカード決定戦(以下、ワイルドカード)で勝利しなければならない。
▲的を狙う選手達
試合を振り返って、「先週でも感じていた後半にかけての失速が今回もきてしまった。個人としても前半は調子が良かったが、後半でしっかり稼ぐことができなかった」(鈴木駿介・経4)「皆、後半に体力がなくなってしまい点数が下がってしまった」(石井佑治・経3)という二人の言葉から、後半での失速が今後の課題だとうかがえる。
▲第1戦に続きチーム内トップの点数を記録した鈴木
一方で、「チームの雰囲気の良さ」は先週よりも良かった点である。矢取りから戻った後に行われる円陣では選手の笑顔が見られた。円陣の際にしていた声掛けとして石井は「例えちょっと悪かった点であっても『大丈夫』であったり、『いいよ』とポジティブな声掛けをしていた」と語る。また鈴木も「とにかくまず盛り上げて、明るい雰囲気を作るというのは皆大事にしていた」と述べた。ポジティブな声掛けがチームの明るい雰囲気を作る大きな要因になっていたのだろう。
▲笑顔が見られる明るい雰囲気のチーム
5月4日に行われるワイルドカードに向けて、「今週に関しては質に重点を置いて、いかに10点をいれていくかということを意識していきたい」(石井)「予選1位の自信を持ってしっかり勝って、王座出場を決めたい」(鈴木)と意気込みを語った二人。中大は王座出場の切符を手にすることができるのか注目だ。
◆試合結果◆
男子-5位 3542点
鈴木駿介 633点、石井佑治 599点、由良駿太郎(経4) 590点
塚原悠(法3) 577点、丸田直樹(理工3) 576点、中井隆志(国情3) 567点
女子-7位 2245点
荻原舞那穂(法4) 581点、森原萌楓(総3) 558点、小島佳菜子(商4) 558点
熊谷瑶佳(文2) 548点
(記事:田中のぞみ、写真:佐藤友香)
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