2023年6月17日 東海大学湘南キャンパスサッカー場
▼スタメン
GK
猪越 優雅(商4)
DF
鈴木 登偉(商3)
牛澤 健(経4)
加納 直樹(総4)
長澤 圭剛(文2)
MF
田邉 光平(法4)
小川 嵩翔(商3)→大窟 陽平(文3)
湯谷 杏吏(経3)
FW
家坂 葉光(文3)→加納 大(商3)
山﨑 希一(経4)→田中 幹大(商2)
星野 創輝(商3)→持山 匡佑(商2)
▼試合結果
〇中大3―1東海大●
得点者:星野 創輝(前半8分、後半19分)、鈴木 登偉(後半20分)
試合を重ねるもいまだ勝利を掴めていない中大。最高気温が30度を超える暑さの中、挑む相手は東海大だ。
最初のチャンスは中大。前半5分、湯谷がパスカットからカウンターを仕掛ける。左サイドでフリーだった星野に繋ぎ、無人のゴールに流し込んだ。のちの取材で星野は、「背後へのアクションはずっと意識していたので、良いアクションだったと思います」と日ごろの努力の成果がうかがえた。
▲ゴールを決めた星野
先制点を決めた中大は、続く20分、中盤からのロングパスを受けた長澤が家坂にパス。切り込んできた田邉に一度ボールを預け、ドリブルでDFをかわしゴールを狙うも、ポストにはじかれる。こぼれ球を牛澤が拾うが枠を捉えることはできなかった。
同40分、相手のロングパスが通り一気に攻め込まれる。ゴール前に打たれたクロスに、フリーだった相手DFが合わせ、得点を許してしまう。
後半のスタート直後は相手の流れに飲まれてしまう。後半2分、5分と立て続けにシュートを打たれるも、GKのナイスセーブやオフサイドにより失点には及ばない。同13分、相手MFの間を縫うワンタッチパスが鈴木から田邉、さらに山﨑へとつながりカウンターに成功する。スペースに駆けこんだ鈴木がゴールを狙うも、GKに阻まれる。
カウンターにより流れをつかんだ中大は、同22分、コーナーキックのチャンスを得る。キッカーは星野。ゴール正面にあげられたクロスに、鈴木が頭で合わせゴールを奪う。
▲ゴールを決めた鈴木
その後何度かゴールに迫られるものの、失点には及ばず、このまま終了かと思われたとき、再びコーナーキックのチャンスが回ってくる。ゴール右に出されたボールに、加納直樹が頭で合わせ、フリーだった星野が合わせ追加点を得る。後半39分、3得点となり勝ちを確実にした。
▲歓喜に沸くスタンド
今季勝ちがなかった中大。ついに勝ち点3を得て、最下位を脱した。このまま流れに乗り、勝ち点を積み重ねていってほしい。
試合後コメント
宮沢監督
ーー今までの試合と比べて、今日の試合で特にできたこと
粘り強く戦えたというところです。相手のボールに対してシュートを打たせないとか、球際の部分で勝ったり相手より走るとかそういうようなところが足りていなかったところがあったので、そういう練習と準備をしてきたのでそれが出せて良かったと思います。
ーー星野選手が2得点決めたことについて
素晴らしかったです。中大のエースは彼だと思っているので、エースが点とるとチームの勢いが出ると思います。非常に良かったと思います。
ーー次に向けての意気込みは
リーグ戦は中断してアミノバイタルカップになるので、中1日で1戦になるのでここから這い上がっていきたいと思います。
星野選手
ーー今日の試合を振り返って
勝ててはいないがだんだん内容が良くなっていってるというのはみんなも分かっていて、チャレンジャー精神を持ちながら自信をもってプレーしようというのはみんなで言っていました。そんな中でゴールも生まれて前半の立ち上がりが良かったです。失点してしまった後はみんなポジティブに行こうという風に後半話をしました。後半うちらがずっとつないでいく中で東海も足が止まってきて、だんだん自分たちが押し込めるようになって、セットプレーから2得点取れたのはラッキーだったけど自分たちの意図した展開だったかなと思います。
ーー自身の2得点を振り返って
背後へのアクションは最近ずっと意識していたので、1点目は背後にアクションを起こしていいアクションだったと思います。2点目はニアで逸らしてファーで待つというのは、みんなを信じて走ってよかったと思います。
ーー次の試合への意気込みは
アミノが入ってリーグ戦は空きますが、この東海戦を機にみんなも自信をもって次の試合に行けると思うのでここから連勝できるように頑張ります。
鈴木選手
ー今日の試合を振り返って
まずは応援してくれているすべての人に感謝して、やっと勝利を届けられてほっとしています。
ーーチームの雰囲気などで今までと比べて変わったところ、成長したところは
今までは失点した後少し落ちてしまって連続失点してしまったりなどがあったが、今回はしっかり耐えて逆転できたのはひとつの成長かなと思います。
ーー次戦に向けて
次からアミノが始まるので、自分たちが目標に掲げているタイトルを取るという中で1つのチャンスだと思っているのでしっかり準備して戦っていけたらと思います。